X-SERVER(エックスサーバー)からWordPress専用のレンタルサーバーのプランが提供されていた
WILDWEST-SERVICEのサーバー移転日記シリーズの第一回として前回ご紹介したX-SERVER(エックスサーバー)から、WordPress専用のレンタルサーバープランが出ているのを見つけました!
その名も、wpXレンタルサーバーとwpXクラウドです!
wpXレンタルサーバーはX-SERVERと何が違うの?
wpXレンタルサーバーは、WordPressに特化して設定されたレンタルサーバーです。
大量にアクセスが発生している状況でも、WordPressを高速・安定して動作させることを目的としており、様々な高速化技術が導入されています。
リバースプロキシによるキャッシング機能により、高速で負荷に強いレンタルサーバーになっています。
一方でWordPress以外は使えなくなっていますので、WordPressが不要な場合や、WordPress以外に自分で色々と設置したいという場合には選択肢に入れることができないレンタルサーバーのようです。
また、X-SERVERのほうで利用できていたSSH接続なども使えなくなっており、機能や自由度の面では正直なところX-SERVERに劣ります。
とはいえ、高速で高負荷耐性のWordPress環境を手軽に導入したいのであれば、おすすめできるプランだと思います。
wpXクラウドとwpXレンタルサーバーとの違い
wpXクラウドは、wpXレンタルサーバーからさらに機能を絞り込んだプランです。
メールサーバー機能が無く、設置できるWordPressも1契約につき1つだけとなっています。
キャンペーンやプロモーションなどのために高性能なWordPress用サーバーが必要になった場合に、低コストで必要な分だけWordPress用のサーバーを増設することができます。
ちなみに料金は、初期費用0円+月額500円(税抜)からとなっています。
wpXレンタルサーバーのほうが初期費用5,000円+月額1,000円(税抜)となっていることを考えると、wpXレンタルサーバーに比べてwpXクラウドのほうが低コストです。
また、どれか1つのWordPressサイトが容量不足になったり、アクセス集中による負荷がかかっている場合には、その負荷がかかっているサーバーだけを月額を増やして機能拡張・増強することができます。
欠点としては、メールサーバー機能がないため、企業などの最初のサーバーとして選びにくいという点です。
現在はメールサーバー機能があるようです。
wpXレンタルサーバーとwpXクラウドのまとめ
WILDWEST-SERVICEの場合は、ちょっと候補として挙げにくいなーという印象です。
今回の目的はメールサーバーも含めて乗り換えようと考えているため、もし選ぶとしたらwpXレンタルサーバーのほうになるんですが、WordPress以外にも動かしたいものがあるので、wpXレンタルサーバーよりはX-SERVER(エックスサーバー)のほうがいいかなぁ、と思います。
また、リバースプロキシを利用したキャッシュ機能はすごく強力なのですが、そのリバースプロキシのせいで更新の反映にラグが発生したり、一部プラグインで調整が必要になるというのも気になる点でした。
しかしながら、「WordPressをパパッと1つ用意する」というだけでしたら、wpXクラウドのほうをぜひ利用したいと考えています。