安易にラベルやカテゴリで呼びかけるな

2015年 09月 14日

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安易にラベルやカテゴリで呼びかけるな

    自分の属するラベルやカテゴリに反応してしまう

    自分が育児をするようになったこともありますが、「父親」や「パパ」といったキーワードに敏感になりました。

    同時に、そういったキーワードが出てくる情報の周辺には「夫」や「旦那」といったキーワードも近接していて、そちらにも反応します。

    これは自分が「父親」「夫」「男性」というカテゴリに属しているからで、このカテゴリで呼びかけられると「あ、自分のことだ」と反応してしまいます。

    マーケティングの戦術において、こういったラベルやカテゴリに関するキーワードで呼びかけるのは大事なポイントだったりするのですが、使い方を誤るととんでもないトラブルに繋がることもあります。

    ラベルやカテゴリで呼びかけることの危険性

    今日「父親に任せるのは不安」って見出しの記事を読んだんですよ。

    旦那さんがインスタント麺の湯を入れたまま放っておいたのを娘さんが触って火傷したとか、2度も子供が階段から落ちたとか書いてあって、「ひでぇな~」と思いながら読んでたんです。

    ところが、その後に「男性は危機管理能力が女性よりもないから~」みたいな論法が入っててちょっとカチンときたんですよ。

    個人的にムカついてるのは事実なんですが、それって多分ぼくだけじゃなく、あの記事を読んだ父親のうち何人か同じようにムカついています。

    なぜムカついたのか

    その記事を書いてる奥さんは「父親が不注意というわけではなく、危機管理能力は母親のほうが優れているから」って書いてあるんですが、正直ぼくから見るとこの旦那さんは不注意だと思うんですよ。

    少なくとも小さい子どもがいるのに手の届くとこに熱湯置きっぱなしにするなんて考えられないんですよ。

    で、そのひどい不注意を基準にして「父親は~」とか「男性は~」みたいにカテゴリ全体を論じられるのがムカつくんです。だってそのカテゴリには自分が属してるわけですから。

    安易にラベルやカテゴリで呼びかけるな

    冒頭で言いましたが、人間は自分の属しているラベルやカテゴリで呼びかけられると「自分のことだ」と思ってしまうんです。

    あなたにもきっと経験があるでしょう。テレビやネットで「日本人は~」とか「関西人は~」とか「今どきの若いやつは~」とか言われてムカついたこと、ありますよね。

    地方に移住したブロガーさんが首都圏の人たちを酷評しまくって炎上してるのも同じ構造です。(あれはまぁ炎上パフォーマンスとか炎上芸とかいう類のやつですが)

    今回の場合で言うと、顔も見たことない人に「お前ら全員、危機管理能力足りネーよ!」って言われたように感じるわけで、「お前ら=お前」なんですよ。自分自身が言われてるように感じる。

    自分にも思い当たる節があったり、「なるほど気をつけよう」と思える程度なら良いんですが、主張の根拠が旦那のひどい不注意エピソードなので「一緒にすんなよ!」って言いたくなるんですよ。

    「オレは違う!」という声があがらないように気をつけよう

    ラベルやカテゴリで呼びかけるのって、単純ですが本当すごく効果があるんですよ。Twitterだと同じようにラベルやカテゴリで一括りに論じてしまったがために大炎上してるケースをしばしば目にしますから。

    だから良いように使えば非常に有効なんです。「ガンコなくせ毛の人にピッタリ!1回で1年キープできる縮毛矯正できます!」って書いてある美容院あったら、ガンコなくせ毛のぼくは気になって気になって仕方ありません。

    しかし、マイナス面のことを論じる場合には、ラベルやカテゴリで一括りに論じていないか気をつける必要があります。

    ぼくみたいに「オレは違う!」「一緒にすんな!」って思う人に不快感を抱かせないように、ぼく自身も改めて注意が必要だなーとしみじみ感じました。

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