実録!本当にあった「最高の勉強法」の話

2015年 09月 03日

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実録!本当にあった「最高の勉強法」の話

    本当に理解できてますか?

    最近は身近に勉強熱心な方が増えてきて喜ばしい限りなのですが、中には本を買ったりセミナーに行っただけで「分かったつもり」になっている方もちらほら見かけられます。

    かく言う僕も開業した頃は同じような感じで、「○○さんが言ってたから」「この本に書いてあるから」といったところで停止してしまい、「なぜ」「どうして」といった部分まで掘り下げて理解していませんでした。

    そんな折、厚生労働省の基金訓練や求職者支援訓練の講師を務めさせていただくことになり、「本当に理解するとはどういうことか」を気付くきっかけを得ることができたのです。

    他人に説明していると気付く

    「ここってどうしてなんですか?」「ここはどういう意味なんですか?」という素朴な質問を受け、相手が理解できるように噛み砕いて説明する。即答できない場合にはすぐ調べる。

    講師をやっていれば当たり前のことなんですが、こういったことを繰り返していくうちに、ふと自分の理解も講師を務める前より深まっているのを感じました。

    そして以前の自分を振り返ってみて思ったのです「あぁ、あの頃は『分かったつもり』になっていたんだな」と。

    説明できない=理解できていない

    「相手が分かるように説明できないのは、本当に理解しているとは言えない」ということに気付いたのです。

    自分が「分かったつもり」になっているかどうかはすぐに見分けがつきます。他人が分かるように上手く説明できるかどうか。これがポイントです。

    うまく説明できない場合や「あれ、そういえばなんでだろう」と思ってしまったら、「分かったつもり」になっていて、本当に理解できていません。

    よく「自分の婆ちゃんが分かるように説明してみろ」と言いますが、何も知らない人が聞いても「そういうことなのか!」と理解してもらえるようになれば、「分かったつもり」には留まらないほど自分自身の理解も深まっていることでしょう。

    最高の勉強法を実践してみた

    ある日、ビジネス文書の訓練を担当しておられる先生が交通事故で入院され、誰がその穴を埋めるのかということになりました。

    既にその時点で他人に説明することが最高の勉強法だと思っていた僕は、すぐに「じゃあ僕がやりますよ」と名乗り出ました。

    こうして、「ビジネス文書を講師が自分も勉強しながら教え、受講者全員にビジネス文書検定3級を合格させる」という前代未聞の訓練がはじまりました。

    担当講師を引き受けた以上は受講生に対する責任がありますから、それはもう必死で勉強しました。

    ビジネス文書検定を開催している「公益財団法人 実務技能検定協会」へ何回も何回も電話で問い合わせて確認し、「こうだと思います」ではなく、ハッキリと「こうです」と言い切れるようになるまで勉強しました。

    もちろん、受講生みんな合格しましたし、僕自身も受験して合格しましたが、何よりも収穫となったのは「他人に説明することが最高の勉強法である」ということを実証できたことでした。

    「なぜ」を繰り返して理解を深めよう

    たとえば政治や経済の話でも「テレビで言っていた」「新聞に書いてあった」で終わっていませんか?

    さすがに世の中の出来事すべての背景を調べるのは難しいと思いますが、興味をもった内容だけでも、もう少し「なぜそうなっているのか」と深く理解してみてください。

    なぜTPP交渉が難航しているのか、なぜオリンピックのエンブレムの騒動が起きたのか。

    そして「本当にそうなのか」ということも意識してみてください。そうすると「なぜ本当だと言えるのか」という風に「なぜ、なぜ――」と繋がっていき、どんどん理解を深めていくことができます。

    その際、マインドマップなどにまとめていくと理解しやすいと思います。

    ブログを書けば誰でも最高の勉強法を実践できる

    とはいえ、常に誰かに説明する機会のある環境にいる人ってそうそういませんよね。

    そこで、ブログを書くことをおすすめします。今やインターネットで自宅にいながら発表できるので、これを使わない手はありません。

    そのときに、「なぜならば」というように、自分が説明しようとすることの理由も併せて説明するようにしてみてください。
    すると裏付けが不足していたり、ロジックが破綻している部分に気付くことができるでしょう。

    それらの欠落した部分を埋めていき、一繋がりにまとめることができたとき、「本当に理解した」と言えるようになっているはずです。

    カテゴリ:コラム
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