会員登録のカギを握る「ベネフィット」

2011年 04月 06日

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会員登録のカギを握る「ベネフィット」

    会員登録のカギを握る「ベネフィット」

    会員登録のカギを握る「ベネフィット」

    お客さんが何かトクすることをマーケティング用語では「ベネフィット」といいます。

    英語ではbenefitと書くのですが、訳すと「利益・便益・恩恵」といった意味になります。
    ようするに「お客さんのためになること」ということです。

    この「ベネフィット」をお客さんに提供できるかどうかが会員登録やメルマガ登録といったネットショップに重要な要素のカギを握っています。

    ベネフィットの実例

    楽天市場のベネフィット

    たとえば楽天市場では会員登録するとポイントが貯まるようになります。

    貯まったポイントは楽天トラベルなど他のサービスにも使用することができ、もちろんそのサービスの利用でもポイントが貯まります。

    さらに楽天のクレジットカードを使えば楽天以外のところ(近所のスーパーなど)でお買い物をしてもポイントが貯まります。

    他にも自分や毎年お歳暮を贈る届け先の住所・電話番号を登録できるので買い物するたびに入力しなくてもよくなり、面倒な手間が省けます。

    Amazonのベネフィット

    Amazonではまず通常の会員登録をするとポイントを貯めることができるようになります。

    通常の会員登録では会員費は無料ですが、年会費3900円を支払うAmazonプライム会員になると、1回350~500円かかる『お急ぎ便サービス』を無料で何度でも利用できるようになります。

    この『お急ぎ便サービス』ですが、なんと注文した当日または翌日に商品が届くという驚愕のサービスなんです。

    こちらも、自分や他の人などの届け先を登録できるようになります。

    Yahoo!オークションのベネフィット

    Yahoo!オークションは会員登録をするだけで利用できますが、5,000円以上の入札にはYahoo!プレミアムへの会員登録が必要になります。
    5,000円以上の商品を落札するためには月346円の月額会員費が必要になります。

    また、出品する場合に必要な手数料が10回分無料となります。
    月にして最大945円分が無料になりますが、月額会員費は346円で固定なのでこれだけでもおトクです。

    他にもYahoo!プレミアムの登録により、Yahoo!の提供する様々なサービスが無料(毎月346円だけ)で利用できるようになります。

    あなたのショップに会員登録して何かトクしますか?

    SNSやオンラインゲームをはじめとするWebサービスには「会員登録」がつきものです。会員登録をすると、IDとパスワードが発行されてサービスを利用できるようになります。

    ネットショップの場合にも会員登録はあります。

    楽天市場の会員登録であったり、Yahoo!オークションもそう。
    そういったショッピングモール に入っていない、いわゆる”本店サイト”でも会員登録などができるショップもあるでしょう。

    ネットショップでは、他にも会員登録に近い存在である「メルマガ登録」がありますね。

    ところで、今から私があなたのショップでこれらの会員登録やメルマガ登録することで、どんなトクをさせてくれますか?

    この問いに明確かつ簡潔に回答できるのであれば、きっとあなたのショップには会員登録やメルマガ登録が集まりやすいでしょう。

    簡単に導入できるベネフィット

    とはいえ、ネットショップに多い中小企業や個人商店では楽天市場やAmazonのような圧倒的なベネフィットを生み出すのはなかなか困難です。

    しかし、どんなショップでも簡単に導入できる明快なベネフィットがあります。
    それは「懸賞」です。

    会員登録やメルマガ登録をしてもらう代わりに何か懸賞をつけるのです。
    「○月△日までに会員登録していただくと○○プレゼント!」「今月メルマガ登録してくださった方から抽選で○○が当たる!」といったようなカンジです。

    これを言うと何人かのネットショップオーナーさんは「金で会員を買うようなマネはなぁ」と渋りますが、私から言わせれば「何の見返りもなしに会員登録しろ」というほうが図々しいのです。

    ただし、懸賞を行う際には必ず景品表示法などに違反しない景品を用意しなくてはいけないことに注意が必要です。

    何もトクしなければ誰も動かない

    SNSやオンラインゲームの場合では、会員登録してIDとパスワードを設定しないと、そもそもサービス自体が利用できません。
    ですから、そのサービス自体に魅力が感じられなければ会員は集まりません。

    逆を言えば「そのサービスを利用できる」というベネフィットを求めてユーザーは会員登録するわけです。
    ところが、ネットショップの場合はちょっと事情が違います。

    たとえば楽天市場でもAmazonでも、別に会員登録はしなくてもお買い物はできます。
    会員登録をしなくても「サービスの利用」はできるわけです。

    ということは、会員登録やメルマガ登録をしてもらうには「ただ単にモノを売っているだけではダメ」ということなのです。

    会員登録することによって「何かトクになる」と思ってもらえないといけません。

    先述しましたが、楽天市場では楽天グループのサービス全体でポイントを共有できます。クレジットカードを使えばよりポイントを溜めやすくなります。

    Amazonでは年会費を支払うことで、注文してすぐに商品が届くサービスを何度でも利用し放題です。

    Yahoo!オークションではサービスの利用に会員登録が必要で、月額会員費を支払うことで5,000円以上の商品を落札できるようになり、オークション以外のサービスがいくつか無料になります。

    こういった明確な「トク」つまり「ベネフィット」を提供できるかどうかで、会員登録やメルマガ登録のしてもらいやすさが格段に変わります。

    カテゴリ:マーケティング

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